Illustratorソフトの使い方。今回は難易度★です。
イラストレーターにはたくさんの効果がついています。
少し前のバージョンのイラストレーターをお使いの方はついていないものもありますが、
バージョンCS2くらいから、イラストレーターの効果はどんどん増えていて、
Photoshopと同じくらいの凝ったことができるようになってきました。
今回はIllustratorを使う方は知っておきたい3つの効果について。
今からイラストレーターを使ってみたいという方にオススメの効果です。
ちょっとした操作でプロの仕上がりになる3つの効果
1.ドロップシャドウ
ドロップシャドウを使うと、文字や図形に影がつけられます。
影をつける事で立体感がでるので、
目立たせたい部分につかったり、
背景に使ったり、なにかと使い勝手がいい効果の一つです。
使い方
1.影をつけたいオブジェクトを黒の矢印で選択する
2.上部ツールバーの【効果】部分から、
スタイライズ>ドロップシャドウ
3.シャドウの具合を調整
不透明度:影の透明度
X軸オフセット:右方向にどれだけ影がずれているか
Y軸オフセット:下方向にどれだけ影がずれているか
ぼかし:数値が大きい程ぼけます。
カラー:影の色
ただのイラストも影をつけるとワッペンぽくなります。
平面が少し立体的になるので、
デザイン的にもメリハリがつけやすいです。
あまり使いすぎるとごちゃごちゃしますが、
ポイントに使うとよいです。
Photoshopでもよく使う効果のひとつです◎
「角を丸くする」効果
効果の中では地味な効果ですが、
とってもよく使います。
1.角を丸くしたいオブジェクトを選択
2上部ツールバーの「スタイライズ」>「角を丸くする」
illustrator CS3以前では、「フィルタ」でもできますが、
ツールバーの「効果」から作った方が断然よいです。
「効果」が角丸が作れるので、
ツールボックスの角丸はほぼ使わなくなります。
なぜ、ツールバーの効果がいいのか、
それはあとからでも角丸の具合を修正できるから。です。
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「角を丸くする」効果で作った角丸を後から変更する方法
角丸をつくってしまってから、
カーブを緩やかにしたくなったり、
もう少しきついカーブに変更したい時は、
「アピアランス」パレットを使います。
※「アピアランス」パレットがでていない時はツールバーのツールバー>ウィンドウ>アピアランスにチェック!
アピアランスパレットの「角を丸くする」をクリックすると
ポップアップウィンドウが現れて、角のカーブ具合を再設定できます。
これで「角」の丸み具合を後から調整したいときも簡単に調整できます。
ツールボックスの角丸の図形を使うと簡単に修正できないので、
「効果」の角を丸くするを使ってみてくださいね~
パスファインダ
これもよく使う効果です。
パスファインダを使うといろいろなカタチが簡単に作れます。
例えば、吹き出しの作り方。
1.丸を複数重ねあわせてカタチをつくります。
2.パスファインダパレットの左上の合体ボタンを押すと画像が一体化。
※さらに1つめにご紹介した、ドロップシャドウを使うとこんな感じに↓
【ワンポイント】
パスファインダの「合体」を使う時、
オプションキーを押しながら、左の「合体」ボタンをくりっくすると、
拡張されないまま拡張されます!
私はパスファインダを「拡張せずに使う」のが好きだったので、
CS4にバージョンアップした時に、「合体」すると勝手に拡張されてしまい、ちょっと困りました。。
なので最近はoptionキーを押しながらパスファインダを使うようにしています。
パスファインダには「合体」の他にもいろいろ機能がついています。
こちらの詳細はまた後日◎
まとめ
illustrator(イラストレーター)の効果を上手に使うと
手間いらずでデザインが作れます◎
イラストレータ初心者の方はぜひいろいろ効果を試してみてください♪
今回の記事は…
デザインのたまごさんに活用してもらえるとうれしいです!